理事長メッセージ
理事長インタビュー
理事長 本郷 敏章
仙台福祉サービス協会の理念とは?
当協会の理念は、次の3つです。まず1つ目は「個人の尊重と利用者本位の支援」です。これは、利用者さまの自由な意志と選択に基づいてサービスを提供し、地域社会の中でその人らしく生きることができるよう、主体的で自立した生活の支援をおこなうことを意味しています。
2つ目は「とりまく環境にやさしく、しなやかに対応する職場づくり」です。職員や利用者さまの多様な環境に配慮し、高い職業倫理と目的意識を持って、将来的に安定かつ充実した運営ができる職場を目指しています。私たちの仕事は、どれだけ質の高いサービスを提供できているかで、協会に対する利用者さまやそのご家族、地域の受け止め方が決まってまいります。そういった意味で、直接サービスを提供する側のヘルパーの方々をはじめ、協会の職員たちがどれだけ充実した気持ちで働くことができているかは非常に重要なポイントです。私自身、職員の幸せにつながる職場環境づくりをとても大切に考えています。
3つ目は「地域社会への貢献」です。福祉的配慮を重視し、公共性の高いサービスを継続的に、安定的に提供し、利用者さまだけでなく地域全体の福祉の向上に努めることを目的としています。これらの理念を実現するために、私たちは一丸となって取り組んでいます。
事業内容
当協会は、住み慣れた地域で生活を続けたいと希望する高齢の方々や心身に障害のある方々を支える「在宅介護」を提供する団体です。具体的には、「社会福祉事業」として、高齢者を対象とした訪問介護、障害のある方を対象とした障害福祉サービス、子育て世帯訪問支援事業、ひとり親家庭等の日常生活支援事業、そして、介護保険制度や公共事業で補いきれない部分を支援するために、協会独自の「うるおい福祉サービス」を提供しています。
また、ケアプランの作成をおこなう「居宅介護支援事業」や、仙台市が設置する「地域包括支援センター」の内、2つの施設の運営も担っています。私たちは、地域社会で自立した生活を続けたいというニーズに寄り添い、自治体や他の事業所と連携しながら地域の福祉を支えたいという思いで事業を展開しています。
仙台福祉サービス協会で働く魅力
当協会は、1993年(平成5年)に「財団法人 仙台市在宅福祉サービス公社」として発足し、地域社会の福祉向上に貢献してきました。長年にわたる信頼と実績に裏打ちされた組織には、介護の各領域で高い専門性を持つ職員が揃っています。この環境で、地域と密接に関わりながら、在宅介護のスペシャリストとして経験やスキルを積むことができるのは、大きな魅力です。
求める人材像
利用者さまのお話を敬意を持ってしっかり聴くことができる方ですね。共感する力が大事だと思います。相手の話を理解し、その上で自分の考えを適切に伝え、相互理解を深めていくコミュニケーション能力が不可欠です。場合によっては、相手の要望に正面から応えられないときもある。このようなときには、柔軟な発想と忍耐力が求められます。介護のプロフェッショナルとして見られますので、学ぶ姿勢を持ち続けられる方にはやりがいを持って働いていただけると思います。私たちの理念に共感し、高い倫理意識を持つ方と一緒に働けることを心から楽しみにしています。
未来の職員へのメッセージ
在宅介護の事業にご興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます。この分野で働くことは、多くの人々の生活を支える重要な役割を果たすことになります。私たちは利用者さま一人ひとりに寄り添い、質の高いケア・サービスを提供することを使命としています。あなたの温かい心とプロフェッショナルな姿勢が、多くの方々の生活の質を向上させる力になります。
新しい仕事を始める際には、不安もあるかと思いますが、当協会の仲間が全力でサポートします。一緒に安心で心豊かな暮らしを提供するために力を尽くしましょう。あなたが大いに活躍してくれることを心から期待しています。